はじめまして。
株式会社BEAKの大山哲央と申します。私は、「日本のスリップ事故を0にする」というモットーの元、全国に滑り止め工法SBS(スリップバスター)工法を広めています。
あまり知られていませんが、厚生労働省の調査によると転倒事故による不慮の死亡事故で亡くなる方は年間5,000名以上と公表されています。1日あたり13人もの方が亡くなっていることになります。
ケガなどの事故を入れると、もっと多くの方が、転倒事故を経験しています。
バリアフリー新法が改定された今、あなたの管理する建物で、転倒による事故が起きると、責任はオーナーにあり、損害賠償を請求されてしまいます。
バリアフリー新法とは?
平成18年12月20日に施工された法律で、平成24年8月に改定され、「床の滑りについて、JIS A1454に定める床材の滑り性試験によって測定される滑り抵抗係数(CSR)等により、参考となる推奨値や配慮事項等を示す」と記されることになりました。
例を上げると
・敷地内の通路、建築物の出入口、屋内の通路:CSR=0.4 以上
・浴室(大浴場)、プールサイド、シャワー室・更衣室の床:CSR・B=0.7 以上
このように定められています。
オーナー様は、これらのリスクがあることを意識しなければなりません。
「滑り止め対策をすると、美観が悪くなるから嫌だ…」
「滑り止め対策は高いから躊躇している…」
「滑り止め対策をしても定期的なメンテナンスをする費用がキツイ…」
このような方も安心してください。
これらの悩みを全て解決できるのが、SBS(スリップバスター)工法です。
床材に含まれる柔らかい成分を、SBS工法で使う特殊液剤と化学反応されることで、床材に肉眼では見えない小さな穴(7マイクロメートル、スギ花粉の約10分1)をあけます。
そのため、美観はそのままです。
床が濡れると、この穴に水が入り、表面張力の効果で足底との吸盤力が高まります。成人男性の片足で、約6~10万個の穴を踏み込んだ状態になり、滑りを防止します。
滑りの原因である「水分」を逆に利用することで、美観はそのままに高い滑り止め効果を実現できます。
SBS工法は、床材に空けた穴がなくならない限り効果が保たれ、床材自体の磨耗速度は施工前後で変わらないので、施工後5年以上も効果が持続します。歩行頻度の少ない場所なら、さらに長期間効果が持続されます。
また、施工後も専門業者や特別な道具等を使うメンテナンスは不要です。通常の清掃方法で汚れを取り除くだけなので、長期的なコストを考えても安くなります。
滑り止め施工は、多くの場合が酸性の液剤を使います。酸性は有害な物質のため、効果が高くても、室内で使うことはオススメできません。
SBS工法では、中性液剤を使用するため、プールや大浴場など素足で接する床材にも安心です。
特殊な中性液剤を使用するため、大掛かりな重機は使用しません。
そのため、作業時間も短くなり、人件費や機材にかかる費用を抑えられるので、低価格で施工が可能です。
また、騒音やホコリが出ないので、昼夜を問わず都合のいい時間に施工することができます。
よくある滑り止め工法は、最初の施工した後に効果を長持ちさせるために専門業者による定期メンテナンスが必要になります。そのため、年間の清掃コストも高くなってしまいます。
しかし、SBS工法なら、施工後は特別な道具などを使用したメンテナンスは一切不要です。床材に空けた穴がなくならない限りは効果が続くので、通常の掃除で汚れを取り除くだけで、効果が続きます。
工法名 | 効果持続性 | メンテナンス | 単価(平米) |
---|---|---|---|
SBS加工 | 長い! 5~7年(5年保証) |
カンタン! 洗剤・水洗い |
安い! 3,000~7,000円 |
ブラスト加工 | 1~5年 | 定期的なワックス塗布 | 詳細不明 |
バーナー加工 | 5~10年くらい | 専門業者のメンテナンス | 4,000~9,000円 |
貼り付け加工 | 状態により異なる | 定期的な張り替え | 1,000~4,000円 |
私は長年、外壁・屋根塗装を中心に、皆様の大切な資産である“家・建物”の資産価値を上げられるよう工事を行ってきました。
そんな中で、施主様より最近よく耳にするのが、
『御影石の玄関や鏡面加工されたビル・マンションの綺麗なエントランスなどで雨の日に滑って危ない』
または『実際に転倒して怪我をしてしまった…』というお声です。
簡単な滑り止め専用テープを貼れば済む話ですが、見た目があまり綺麗ではありません。汚れが付きやすくなる為、メンテナンスも大変です。
また、バーナー等を使って床材表面を焼き付ける工法でも滑り止め効果は得られますが、やはり見た目やメンテナンスの事を考えるとあまりお勧めできませんでした。
そんな折に、画期的な滑り止め工法“SBS工法(スリップ・バスター・システム)”に出会いました。
SBS工法は、見た目は変わらず美観を保ちながらも、強い滑り止め効果を発揮します。お手入れ方法は特別なものを必要とせず普段通りで大丈夫です。施工中も臭いや騒音が出ず、短時間ですぐに歩行できるのも大きな魅力です。
これはお客様のニーズに応えた商品であるとともに、社会貢献にもつながる事業だと確信しました。
これからの高齢化社会に向けた“転ばぬ先の杖”としてSBSを普及し、皆様に足もとの安心安全をお届けしたいと思います。